第64日目の言葉  こだわりと執着は 似て非なるもの

生住の夢虎は有有を着愛に呑み

異滅の毒竜は我我を無知に吸う

ー『梵網経開題』

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永年の経験から、

得られるものに、

こだわり、と

執着がありますね。

どちらも大きな関心を持つ事ですが、

前者は比較的どうでも良い事を気にかけたり、

必要以上に手を加えたりしたがることの表現で、

後者は、物事に固執しとらわれることを言い、

主に悪い意味に使われる表現との事です。

 

できるだけ豊かな心を保つためにも、

極端なこだわりや、

物事の固執はしないように、

心を軽やかにして生きていきたいと思います。