第180日目の言葉 死ぬ時に後悔すること  ❷

たばこをやめなかったこと

(「死ぬときに後悔すること25」より(大津秀一著)(致知出版社))

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たばこはほどほどに、

という言葉がないくらい、

タバコが体に悪影響をもたらすということは周知のことですね。

それでもたばこを吸う人がなかなかいなくならないのは、

たばこを吸わないくらいなら長生きしても意味がない、

と思っているからなのでしょう。

しかしタバコが原因で亡くなる人の最後の言葉の多くは、

こんなに苦しむのであれば止めればよかったという言葉だそうです。

私の父も、

ヘビースモーカーで、

皆からやめるようにとうるさいくらいに言われていましたが、

反抗して吸い続けていました。

その結果肺がんで他界しました。

昔の人間だったせいか弱音は最後まで吐きませんでしたが、

心の中では大きな後悔を感じていたのだと思います。

肺の他は完璧な健康体だったのですが、

タバコの悪には勝てなかったのです。

本当はたばこをスパッとやめさせて、

今でもたくさん話がしたかったと思います。

私の後悔です。