第132日目の言葉  言葉が慎重になるのは

其の言にこれはじざれば、

則ちこれを為すこと難し。(「憲問」)

ー「論語一語」(長尾剛/かんき出版)

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少しばかりの成功で、

すでに勝ち誇ったかのように振る舞う人がいます。

そんな人に限って、

最後には尻窄みの結果に終わることが多いようです。

なぜならそのような人は、

自分の実力では、

できないこともあることを

冷静に見極めることに欠けているからです。

自分を知っている人は、

言葉に慎重になるものなのですね。